私がアトピー性皮膚炎と診断されたのは30歳を過ぎてからです。左頬にできた小さな湿疹とかさつきが治らず、最初は軽い気持ちで知人からもらったステロイドを使用しました。しかし、症状が改善し塗布をやめると、前の状態よりも症状が悪化してしまいました。そのため、皮膚科を受診することにしました。早く治したいという焦りもあり、3年間で病院を5軒変えました。丁寧な生活指導をしてくれる病院もありましたが、その指導が厳し過ぎ(例えば日光を防ぐための帽子を持っているか荷物の中まで見られるなど)病院に行くこと自体がストレスになりました。他の病院では、口唇の痛みを相談した時に「チューのしすぎ!!!」と冗談を言われました。職場の上司に促されて検査のために受診した総合病院では、「原因が分からないからアトピーと言うんです」と説明があり、アトピー用の化粧品サンプルをもらって帰宅しました。最後に通院していた病院では、症状にあわせてステロイドの内服・塗布と自費の漢方の煎じ薬を併用しましたが、症状がなくなることはありませんでした。
ステロイドを塗布すると皮膚にチリチリとした違和感が出るようになり、何度となく離脱を試みました。しかし、顔の腫れや痒み・痛み・浸出液がひどく、仕事にも支障がでるため、結局ステロイドを塗布することを繰り返しました。その頃には、自分の皮膚の悪化がアトピーのせいなのか、ステロイドのせいなのか、わからなくなっていました。私の腫れた顔を見て、いろいろな人が化粧品や健康食品を勧めてくれました。病院の治療では根本的に治すのは難しいかもしれないと感じていたため、勧められた事や自分で情報収集して良いと思ったことをとりあえず試してみました。体を温め、添加物を抑えた食事にし、衣服やスキンケア用品も刺激の少ない物のみ使用。なるべく日光に当たらないよう注意して過ごしました。その他にも、しいたけの戻し汁を飲んだり、お祓いに行ったり、朝夕半身浴をしたり、ごぼうのすりおろしを顔にパックしたり、ごぼうの種を飲んでみたり、毎朝顔にオイルを塗布して温湿布をしたり、もう毎日毎日やることが多くて忙しくて大変になっていました。
そのような状態の時に、職場の上司が米ぬか酵素風呂を紹介してくれました。しかし、なかなか行く気になれず、紹介されてからお試しに行くまでに2カ月近くが経ってしまいました。半信半疑でのお試しでしたが、一度体験して体に良いと感じました。黒田さんに米ぬか酵素風呂の効果について説明していただき、ステロイドで症状を抑えながら米ぬか酵素風呂に通うのでは意味がないと思いました。自分でも免疫や酵素の本を読み、何故米ぬか酵素風呂が体に良いのか、また、今自分の体で何が起こっているかを自分なりに勉強しました。米ぬか酵素風呂に毎日通ってアトピーを治すと決め、ステロイドの内服・塗り薬は全部捨てました。でも、かゆみ止めの内服薬だけはちょっぴり残しておきました。
ステロイドの塗布をやめると数日で顔中から浸出液がではじめました。浸出液は首から胸のあたりまで広がり、ネトネトバリバリとまとわりつき、痛くて痒くて最悪。顔~首まで腫れ上がり、特に目の周りが燃えるように熱くて痛い。黒田さんに「こんなことになっちゃいました…。」と相談すると、「炎症。今、白血球が戦って、まさに燃え上っているところなんだね。自分の体が良くなろうと異物を追い出そうと頑張っている証拠。」と言われ、納得しました。しばらくは腫れた顔で仕事に行っていましたが、業務に集中できず、人と接することへのストレスが強くなったので、長期の有給休暇をとることにしました。外出時には周囲にじろじろ見られているような気がして辛くなる一方、知人が見るに耐えないという感じで目を合わせてくれないのが苦痛でした。精神的に不安定になることもありましたが、米ぬか酵素風呂で励まされ、家族や友人が負担にならない程度に気分転換に誘ってくれることが心の支えになりました。症状は良くなったり悪くなったりを繰り返しながら、徐々に軽くなっていきました。酵素風呂に通いだして3カ月ほど経った頃、体中に蕁麻疹ができてクリーム色と青紫色のまだら模様に腫れ上がり、発熱と下痢がおきました。自分の状態を少し不安に思いましたが、「免疫があがって、体が毒物を排泄しリセットしようとしている。」と考え、水分と消化の良い物を摂って休養すると2~3日で症状がおさまりました。それを境に皮膚から浸出液が出なくなり、湿疹も消えていきました。
その後状態が落ち着いたため、職場に復帰しました。職場に戻ってしばらくは仕事帰りに酵素風呂に通っていましたが、徐々に多忙になり回数が減り、そのうちに行かなくなってしまいました。皮膚の状態は完全に良くなったわけではなく、月に何度かは顔や首がかさつき、腫れることもありました。仕事が忙しくなるにつれ、徐々に皮膚の状態が悪くなりましたが、サプリメントや栄養ドリンク等を常用し、なんとかしのいでいました。しかし、仕事に目処がついた途端に顔中に小さな湿疹ができ、その後顔が赤黒く腫れ始めました。この状態では仕事は無理と考え、長期の有給休暇をもらい、すぐに米ぬか酵素風呂の予約をして毎日通い始めました。目尻・口角・首・脇・肘・耳が切れ、浸出液がダラダラ流れる。胸から上に湿疹ができ、そこからも浸出液が流れる。痒くて我慢できず、掻いてしまうとそのあと痛くて自己嫌悪。でも掻かずにはいられない!の繰り返しでした。夜も痒くて眠れず明け方にウトウトし、なんとか体を起して酵素風呂に行って、帰ってきて横になる。浸出液と血液で汚れたタオルやシーツを洗うのが毎日の日課になりました。痒みが強い時には、自宅のお風呂にゆっくりと入り汗をかいて、悪い物を体外に出すようにしました。症状は次々と変化していろいろな所にあらわれて、「体の中にどれだけ悪い物をため込んだんだろう…。」と、我ながら感心。眼ヤニがダラダラ出て目の周囲がパンパンに腫れ、眼球を動かすのさえ痛くなった時と、耳掃除をしようと思ったら、耳の中まで腫れていて綿棒が耳の穴に入らなかった時には、驚いて友人にメールで報告しました。米ぬか酵素風呂に通って免疫をあげ、毒を出し切れば楽になる!と思ってはいましたが、辛くてたまらず、何度か一人で泣きました。様々な症状は、「昨日に比べて少し顔の腫れが軽い。」とか「食事が食べやすいと思ったら、今日は口角が切れてない。」というように、少しずつ消えていきました。やはり、3か月ほど経った頃に発熱しましたが、下痢や前回のようなひどい蕁麻疹にはなりませんでした。首の腫れと黒ずみ、両手首~指にかけての腫れと湿疹が最後まで残りましたが、日を追うごとに消えていきました。
現在、皮膚の状態は落ち着いていて、簡単なスキンケアですむようになり、生活がとても楽になりました。目の周りの痒みやかさつき、衣類の締め付けなどによる蕁麻疹がでることもありますが、「疲れているという体からのサイン」と考え、体を温め十分な睡眠をとるなどの対処をしています。また、今でも1週間に1回は米ぬか酵素風呂に入り、免疫を下げないように心掛けています。辛く大変な体験でしたが、今振り返ると、生活や思考パターンを変える良い機会になりました。自分の体験を活かし、辛い症状に悩む人たちをサポートしたいと思いながら、米ぬか酵素風呂でお手伝いをする今日この頃です。
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